【中国時報】小麦粉5割値上げ パン、めん類などに影響


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 国際的に小麦価格が上昇し続ける中、台湾国内の小麦粉も最高値を更新している。
 小売業者はこのまま価格の上昇が続くなら、小麦粉を主原料とするパンやめん類なども大幅に値上がりすると予想する。
 量販店では小麦粉の価格が5割以上値上がりしている。現在の台湾の小麦の貯蓄量は6月分までしかなく、4月、5月に購入した後は、さらに値上がりするとみられている。この値上がりがいつまで続くのかは見通しがつかないという。
 また、サラダ油も最大2割値上がりしている。これは大豆価格の高騰を受けてのこと。各メーカーは2月に一斉に値上げをしたが、3月にも再度価格の調整を行う見込み。
 一方、なぜか豚の脂を原料とするラードも値上がりしている。