現代婦女基金会が働く女性に行った「職場安心指数調査」によると、6割の女性が職場でセクシュアルハラスメントに遭うのではないかと心配していることが分かった。
4割の女性が自分自身あるいは同僚が職場でセクハラの被害を経験しており、報復や雰囲気の悪化を恐れて声を上げられない状況があるという。
女性が安心して働ける職場にはまだ改善の余地があることが浮き彫りになった。
調査は20歳から50歳の女性を対象にインターネットで行われ、1000通の有効回答を得たもの。
具体的なセクハラの内容には男性からのいやらしい視線を感じるといったものから、女性への善意を装った就業差別などもある。
法律では雇用主は事前の予防や事後の義務に違反した時は罰金が科せられることになっている。