【アルゼンチン】親せき訪問団が3ヵ国で交流/糸満市字与座


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 糸満市字与座の南米親せき訪問団10人がこのほど、アルゼンチンにやって来た。これまで、県知事や市町村議会議員などが仕事の関係で来亜することはあったが、今回のように、個人個人が組織して遠い南米まで観光などで来るということは、初めてだと思われる。

 訪問団はブラジル、ボリビア、アルゼンチンの3カ国を訪問している。団長は賀数真栄さん。
 ブラジルとボリビアを2日ずつ回り、アルゼンチンには1週間滞在した。帰る前日は、沖県連レストランで首都近郊在住の糸満出身の人たちと懇親お別れ会が開かれた=写真。
 団員の城間清光さんは、「思ったよりきれいな街ですね」と感想。「一世が元気なうちに訪ねようと思い、定年退職したのを機に思い立って出てきた」と話した。
 団長の賀数さんは「寒いと思ったのに、あまり沖縄と変わりないようですね。しかし、ここでは“肉攻め”で、早く沖縄へ帰って日本食が食べたい」と笑った。
 (新垣善太郎通信員)