仮装の子　リヤカーで菓子配る　糸満・西崎でハロウィーンパレード

　【糸満】糸満市西崎１丁目と２丁目の子ども会が１０月２８日、合同でハロウィーンパレードを行った。さまざまなコスチュームに身を包んだ生後４カ月から１２歳までの子ども約３０人と保護者ら約１５人が西崎１丁目集会場からゴールの２丁目集会場を目指した。
　デコレーションをしてお菓子やぬいぐるみを詰めたリヤカーを引きながらパレードし、道中で会った子どもたちや児童デイサービス、保育園などを回りお菓子をプレゼントしたり交換したりして楽しんだ。ゴールの２丁目集会場では、情報を聞きつけて集まった子どもたちにもお菓子が配られた。
　保護者らによると、以前は自治会役員宅を訪ねお菓子をもらっていたが、コロナ禍で訪問できなくなった。代替案として、リヤカーにお菓子を詰めて取ってもらい、非接触で楽しむことになった。今年は地域の１３の企業や団体が「子どもたちのため」と菓子の提供で協賛した。１丁目子ども会の保護者、上原良さん（４３）は「ありがたい」と感謝した。
　モンスターズインクのサリーに仮装して参加した上原空輝（らき）さん（１１）は「準備は大変だったけど、好きなキャラクターに仮装してパレードできたので楽しかった」と話した。
　　（中原貴子通信員）