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新理事長に吉浜さん/那覇織物組合、市に支援要望


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 【那覇】那覇伝統織物事業協同組合の吉浜博子理事長らは10月30日、就任あいさつとして那覇市役所で知念覚市長と面談した=写真。今年5月の総会で理事長に就任した吉浜さんは「組合では後継者の育成などにも力を入れているが、人件費など財政的に厳しい面がある」と述べ、行政による財政支援を求めた。
 要望に対して知念市長は「首里織は那覇を代表する伝統工芸の一つだ。販路拡大や人材育成の分野で何ができるか検討したい」と語った。
 5月の総会では、吉浜理事長のほか副理事長に比嘉浩子さん、金良勝代さんがそれぞれ就任した。面談ではこのほか、23日から26日まで市首里当蔵町の首里染織館suikaraで催される「第47回首里織展~瀬をはやみ いま織り繋ぐ 初心~」をPRした。入場無料。開館時間は午前11時~午後6時。 (吉田健一)