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少年非行防止へ研修会 本部、35人参加


少年非行防止へ研修会 本部、35人参加 少年警察ボランティアブロック研修会に参加した関係者ら=月日、本部町のアジマーもとぶ
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【本部】県警本部少年課と本部署は10月20日、本部町で少年警察ボランティアブロック研修会(北部ブロック)を開催した。少年補導員に必要な知識、技能を取得し少年の非行防止、健全育成活動に資することが狙い。北部ブロックの本部地区(幹事地区)、石川地区、名護地区の関係者ら約35人が参加した=写真。
 研修では、県警の少年サポートセンターの又吉実所長が「少年非行の概況」を説明。少年非行の特徴、非行防止対策について学んだ。県内の刑法犯における少年非行などの特徴は、少年や中学生の割合が高く、共犯率・再犯率も高く全国ワーストになっている。
 次に同センターの荷川取尚志健全育成補佐が「サイバー犯罪及び薬物犯罪防止について」と題し講話した。参加者から、少年非行の割合が高い原因についての質問があり、又吉所長は「中学校で先輩、後輩の関係がある」と説明した。(上間宏通信員)