【北谷】10月28日に大阪府で開催された「CHIMERA A―SIDE DANCE SUPER LEAGUE(キメラAサイド ダンススーパーリーグ)」全国ファイナルのジュニア部門で、北谷町のダンススタジオミルクに所属するチーム「RIZING FIST(ライジングフィスト)」が優勝し、日本一に輝いた。同スタジオのチームが日本一になるのは、全ての大会を通して3回目。オープン部門では同スタジオの「MILK FLAVA(ミルクフレーバー)」が3位入賞した。
ライジングフィストは九州予選と同じく伝統芸能「鳥刺舞」をモチーフにしたダンスを披露した。池田杏さん(15)=安岡中3年=は「百点満点の踊りができた。評価された表現力や演出の部分をもっと伸ばしたい」と、向上心を見せた。
ミルクフレーバーは予選からテーマを変え、ネオン街の男女の人間模様を表現したダンスを披露した。照屋恵音さん(23)は「日本一を狙っていたので悔しいが、たくさんの方のおかげで全国の景色を見ることができた。感謝の気持ちでいっぱいだ。目標は世界一」と力強く誓った。
振り付けも手掛けるダンススタジオミルクの仲村こづえ校長は、両チームのダンスを振り返り「今までにない一番いい踊りだった」とうなずく。「練習の仕方や振り付けへのこだわり方も増し、精神面で成長した」とたたえた。
(石井恵理菜)