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西崎中 台湾の中学生と交流 糸満 エイサーや歌、互いに披露


西崎中 台湾の中学生と交流 糸満 エイサーや歌、互いに披露 給食時間に翻訳ソフトを使ってコミュニケーションを取る懐生中の生徒(水色の制服)と西崎中の生徒ら=10月3日、糸満市の西崎中学校
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 【糸満】糸満市西崎中学校(宮里豊校長)でこのほど、3年生158人と台湾の台北市にある懐生国民中学校の生徒17人が交流した=写真。懐生国民中は、国際交流を目的に4泊5日の修学旅行で来県していた。
 懐生中の生徒は英語と日本語を、西崎中の生徒は英語を使い、スライドを見せながら互いに学校を紹介。西崎中は沖縄伝統の空手や三線に加え、西崎青年会と一緒にエイサーを披露した。懐生中は歌や踊りを披露した。 三線を披露した北姫愛々さんは「もう少しコミュニケーションを取れる時間があったらよかった。台湾の制服がかわいく、男子が半ズボンでびっくりした」と話した。
 懐生中3年の王(おう)可函(かかん)さんは「言葉が通じるか友達になれるか、と思うと心臓がバクバクと緊張した。西崎中学校の生徒は中国語と英語で積極的にコミュニケーションを取ってくれて、とても感動した。次回はぜひ、台北に交流に来てほしい」と語った。 (中原貴子通信員)