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ジミーの定番商品、新パッケージは「柔らかいタッチ」のデザインに 芸大生の水彩画を採用 沖縄


ジミーの定番商品、新パッケージは「柔らかいタッチ」のデザインに 芸大生の水彩画を採用 沖縄
この記事を書いた人 Avatar photo 名嘉 一心

 【宜野湾】洋菓子販売などのジミーの定番商品「OKINAWANスライスケーキ」のパッケージデザインにこのほど、県立芸術大学4年の金田彩那さん(25)の水彩画が採用された。新パッケージの同商品は10日ごろから順次、店頭に並んでいる。ジミー宜野湾大山店では10月27日から11月30日まで、金田さんの絵画展を開いている。

 OKINAWANスライスケーキは5種類の味が楽しめるパウンドケーキのセット。金田さんが手掛けた新パッケージにはケーキにも使われているサトウキビや紅芋のほか、沖縄を想起させる植物や風景を描いた。東京都出身の金田さんは「沖縄の爽やかさ、透明感を伝えるために水彩画でデザインした」と説明した。その上で「観光で訪れた人がジミーのお土産を通して沖縄を思い出してくれるとうれしい」と話した。

 ジミーの稲嶺盛哉取締役は「柔らかいタッチのデザインがジミーの新しい顔として広がってくれるとうれしい」と述べた。OKINAWANスライスケーキは12枚入り、税込み2200円。

 絵画展にはOKINAWANスライスケーキの原画デザインのほか、日本画で描いた本島南部や渡嘉敷島の風景画など10点を展示している。日本画は自然の素材を絵の具に用いることが特徴で、金田さんは沖縄の砂浜で採取した砂などを使用している。絵画展は午前9時から午後9時まで。

 (名嘉一心)