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「幼児教育再生」で講演 沖縄女子短大、200人参加


「幼児教育再生」で講演 沖縄女子短大、200人参加 基調講演する藤岡謙一文部科学省初等中等教育局幼児教育課長=与那原町の沖縄女子短期大学大教室
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 【与那原】沖縄女子短期大学(金城靖子学長)は、サテライト姉妹校の岐阜女子大学と「未来の幼児教育講演会~幼児教育を再生する~」というテーマの講演会を10月8日に開催した。対面・オンラインも含め約200人が参加した。
 文部科学省初等中等教育局の藤岡謙一幼児教育課長=写真=が基調講演した。日本社会の課題として「AIなどにより大きく変化する社会への対応」「貧困の連鎖」などを挙げ、質の高い幼児教育が特に貧困層の子どもへの支援につながることが実証されていると解説。教育の連続性や質の向上に向け「幼児教育コーディネータ」に期待される役割などを紹介した。
 岐阜女子大文化創造学部の久世均教授は「幼児教育コーディネータ」の内容について紹介し、名渡山よし乃沖女短大児童教育学科専任講師は「これからの沖縄の幼児教育に向けて」と題して行政や縦横の連携の大事さを説明した。 (知花幸栄通信員)