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視覚障がい者ら、音楽で交流 名護・為又 沖永良部と支援NPOの50人


視覚障がい者ら、音楽で交流 名護・為又 沖永良部と支援NPOの50人 歌や三線を披露する参加者ら=10月28日、名護市の為又区公民館(ロービジョンライフ名護提供)
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【名護】視覚障がい者を支援するNPO法人ロービジョンライフ沖縄(本永美代理事長)は10月28日、名護市為又区の公民館で鹿児島県沖永良部島の視覚障がい者団体と交流会を開いた。参加者らは歌唱や三線、オカリナなど普段の練習の成果を披露し、ひとときの交流を楽しんだ。
 沖永良部島の団体は4年ほど前から団体のノウハウを学ぶため、ロービジョンライフ沖縄と交流を続けている。交流会は沖永良部島からの船が本部港を発着していることや、同法人の支所であるロービジョンライフ名護が為又区にあるため、同区公民館での開催となった。
 交流会には約50人が参加した。開催に先立ち、日中には補助具などの展示会もロービジョンライフ名護で開かれた。
 沖永良部島で障害福祉サービスを行うNPO法人エラブてぃぬひらの清村明仁理事長は「沖縄の歓迎ぶりがうれしい。今後も継続的に交流ができたらいい」と笑った。  (武井悠)