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大宜味、4年ぶり喜如嘉まつり 40人、ウスデーク披露


大宜味、4年ぶり喜如嘉まつり 40人、ウスデーク披露 輪になり、ウスデ―クを踊る喜如嘉の女性ら=1日、大宜味村喜如嘉
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 【大宜味】「喜如嘉まつり」が10月28日、大宜味村の喜如嘉公民館前広場で開かれた。新型コロナウイルスの影響で4年ぶりの開催となったまつりで、女性だけで踊る伝統のウスデークやエイサーが披露され、区内外から訪れた多くの来場者が熱心に見入っていた。
 まつりの最初に披露されたウスデークは、他地域よりも原形を保持していると言われる独特の形が特徴だ。足の運びや手のこねりが素朴で、神人の祈りの舞に近いとされる。厳かな歌声に乗せて、約40人が舞を披露した。稲福隆区長は「文化の継承に向けて、若い人からお年寄りまで参加してもらい、無事に区民で行事をすることができた」と話した。 (池田哲平)