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ラ・ティーダが先生に 名護・桜中でハンドの授業


ラ・ティーダが先生に 名護・桜中でハンドの授業 ザ・テラスホテルズ「ラ・ティーダ」の選手とともにハンドボールの授業を受ける中学生=10月23日、名護高校付属桜中学校
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 【名護】ハンドボールのザ・テラスホテルズ「ラ・ティーダ」の選手5人が10月23日、名護市の名護高校付属桜中学校体育館を訪れ、体育の授業で指導した=写真。チームの地域貢献とハンドボールの普及が目的で、授業は今回を含め週3回、約8回実施した。生徒はボールを使った練習やミニゲームで汗を流した。
 選手らは「ディフェンスもこのラインから入らないように」などとルールを説明し、ゲームにも参加した。生徒のシュートを受け止めたゴールキーパーの田口舞さんは「投げたり、跳んだりという体を動かす楽しさを、ハンドボールを通して伝えたい」と笑顔で話した。
 練習を体験した鯨岡花音さん(13)=1年=は「シュートを決めた時の快感が忘れられない」と笑顔。井上晴陽さん(13)=同=は「基礎を学び、カバーの練習もできた」と汗をぬぐった。
 授業に立ち会った千葉康成教頭も「ボールの速さを見て驚いた。本物に触れるよい機会だ」と喜んだ。 (増田健太)