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健康維持し景品ゲット 豊見城「がんじゅう習慣」


健康維持し景品ゲット 豊見城「がんじゅう習慣」 豊見城市の敬老月間啓発事業「がんじゅう習慣で健康と景品をゲットしよう」の贈呈式=2日、豊見城市役所
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 【豊見城】高齢者の介護予防を後押ししようと、豊見城市は、70歳以上の市民を対象に健康的な生活習慣を記録、報告してもらい景品を贈る取り組みを実施した。243人が参加した。ホテル宿泊券をはじめ、買い物券、もろみ酢、工芸品など、協賛企業10社からの品などが贈られた。
 取り組みは、市の敬老月間啓発事業で「がんじゅう習慣で健康と景品をゲットしよう」。景品の贈呈式が2日、豊見城市役所で行われ、参加者を代表して13人が出席した。「長生きできるよう頑張る」「ラジオ体操で体を鍛えている」などと、目標や健康の秘けつを話した。
 石松貞生さん(88)と三重子さん(83)は夫婦で参加。貞生さんは「毎日1時間ウオーキングしている。できるだけ健康な状態を保ちたい」、三重子さんも「自宅でリハビリを頑張っている」と話した。
 参加者は8~9月の期間中、市役所などで受け取った「がんじゅうカード」に日々の活動を記録。20回記録で「がんじゅうで賞」、40回で「ちゃーがんじゅうで賞」となり、景品が当たる。 (岩崎みどり)