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落成20年祝い功労者表彰 名護・宇茂佐公民館 式典後、敬老会も


落成20年祝い功労者表彰 名護・宇茂佐公民館 式典後、敬老会も 表彰などを受けた功労者ら=10月28日、名護市の宇茂佐公民館
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 【名護】名護市宇茂佐区(宮城良勝区長)は10月28日、公民館落成20周年の記念式典を開催し、長年区に貢献してきた個人や企業約40人に対して表彰状や功労者表彰、感謝状を授与した。
 宇茂佐区ではこれまで正式な表彰規定がなかったが、公民館落成20周年を機に今年7月の区総会で設けた。
 同区出身で公民館落成時の名護市長だった故岸本建男氏や、私財を投じて卓球場を寄贈した故石原昌佐氏は特に区に貢献したとして表彰状が授与された。元老人クラブ会長の岸本幸正さんは代表あいさつで「公民館は全体のものだ。今後も大事に管理しながら将来の方々にもいい環境で提供できるよう、みなさん一緒に頑張りましょう」と呼びかけた。
 式典後に敬老会が行われ、住民ら約250人が参加した。幕開け前には、区内の星のしずく保育園と太陽の子保育園の園児らがそれぞれ演舞を披露し、参加者は手拍子をしながら温かく見守った。
 名護市の渡具知武豊市長も参加し「祝賀の宴を催せるのは、厳しい時代を乗り越え地域発展のために尽力された先輩方と、先輩方に対する区民の温かい思い、敬老の心があればこそだ」とあいさつした。 (武井悠)