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自分らしい働き方を 多良間中、先輩が講話


自分らしい働き方を 多良間中、先輩が講話 教材を使って、自身の特性を分析する生徒と職業講話する波平雄翔さん(左端)=10月19日、多良間中学校
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 【多良間】多良間中学校を卒業し、村内で地域離島コーディネーターを務める波平雄翔さんがこのほど、同校で3年生15人に対して講話した=写真。波平さんは、キャリア教育の教材を使い、自分らしい生き方や働き方をデザインしていくことの大切さを伝えた。
 波平さんと生徒は「シゴト☆ジブン発見カード」を使い、生徒それぞれの特性や向いている仕事、やりたい仕事などを分析した。波平さんは「島外で出合える仕事はたくさんある」と紹介した。
 波平さん自身は進学のため、島外に出て初めてたくさんの友達ができ、生活習慣が乱れてしまい学業に影響が出たことがあったと振り返り「自由には責任が伴う」と強調。村内で働く理由については「島にはたくさんの魅力や誇れるものがある」と話し、故郷を思うことの大切さを伝えた。 (清村めぐみ通信員)