【石垣】16日の「いもの日」を前に、石垣市甘しょ産地協議会は15日、市役所で芋の消費拡大を目的にしたイベントを開いた。石垣島産の紅芋「沖夢紫」600袋の無償配布や芋を加工した食品の販売ブースなどがあり、多くの人でにぎわった。
開会の午後1時半前から市民らが列をなし、1袋600グラムの沖夢紫が入った袋をうれしそうに受け取った。市甘しょ生産組合の仲山忠司組合長は「紅芋の中でも沖夢紫は作るのが難しい。糖度が高く、お菓子に合う」と自信を持ってPRした。
眞栄田みれいさん(30)は「いも団子やサーターアンダギーにして子どもたちのおやつにしたい」と献立をイメージした。
本記事は、琉球新報八重山支局に職場体験に来た八重山特別支援学校小学部6年生の竹西夢貴さん(12)と照屋大哲記者が共同で取材し、まとめた。