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北部の風景や植物描く 名護・クレアの会絵画展


北部の風景や植物描く 名護・クレアの会絵画展 展示作品の前で記念撮影する講師の金城進さん(後列右端)とクレアの会のメンバーら=1日、名護市の名護博物館
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 【名護】本島北部を中心に活動する絵画教室「クレアの会」の絵画展がこのほど、名護市の名護博物館で開催された=写真。通常2年に1回の開催だが、新型コロナウイルスの影響などで4年ぶりの開催となった。会場には北部の風景や植物などを描いた60点の作品が並んだ。
 2018年に結成されたクレアの会は画家の金城進さんを講師に迎え、実際の風景や物を観察して描くことを大切にしながら水彩画や油絵に取り組んでいる。11月1日の展覧会開会に合わせたセレモニーではメンバーによるオカリナの演奏やフラメンコが披露された。前会長の松島朝重さん(79)は「初日からたくさんの人に見に来てもらい、感謝しかない」と笑った。南風原町から訪れた大城裕さん(77)は「手作りの画風で個性があり、どれものびやかで明るい感じがする」と感心した。 (武井悠)