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北山高生が介護職体験 海洋博公園で散策支援


北山高生が介護職体験 海洋博公園で散策支援 インターンシップに参加した学生と本部園の利用者と関係者ら=10月19日、本部町の海洋博公園内(本部園提供)
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 【本部】本部町の社会福祉法人常磐会本部園(西永浩士施設長)で10月18日~20日、北山高校の1年生8人がインターンシップを体験した。介護の体験を通して高齢者福祉の意義や役割を理解し、職業選択の一つとしてもらうことが狙い。
 1日目は施設見学、車いす操作方法、介護体験をした。2日目は利用者とともに本部町の海洋博公園を散策=写真。園内や沖縄美ら海水族館内の移動は高校生が助言を受けながら、サポートした。3日目はこれからの高齢者福祉事業について学んだ。
 施設利用者の仲宗根富子さん(88)は「美ら海水族館へ行って人の多さやジンベイザメの大きさにびっくりした」と話した。
 同校の仲宗根煌和さん(16)は「医療系に進むことを目指している。この機会を生かしてコミュニケーション能力を高めたい」と述べた。(上間宏通信員)