【大宜味】県立図書館と大宜味村教育委員会は10月28日、旧大宜味小学校つどい室で「空とぶ図書館(移動図書館)」を開催した。青山学院大学コミュニティ人間科学部で地域づくりを学ぶ学生ら6人による、昔話の読み聞かせやおもちゃ作りがあった。
学生らは、大宜味村で制作された「ティサガ森の歌姫」や「はしかのかみさま」などを読み聞かせた後、子どもたちとシシダマとビーズでブレスレットを作成。親子で楽しく参加していた。
大宜味小1年の島袋隼輔(しゅんすけ)さんは「シシダマで飾りを作るのは初めてだったけど、うまくできて良かった。お話も楽しかった」と話し、完成したブレスレットを見せた。
昔話の読み聞かせをした同大3年生の福島七海さんは「地域が民話や伝統を大切にしている様子が伝わった。子どもたちも楽しく参加してくれてうれしい」と話した。
学生らのおすすめ本や大宜味村の紹介動画のコーナーもあり、訪れた村民がスマホで検索し喜ぶ姿があった。 (安里郁江通信員)
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「移動図書館」親子で楽しく/大宜味/学生ら読み聞かせ、おもちゃ作りも
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琉球新報朝刊
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