【南風原】童謡唱歌を歌って楽しみながら健やかに人生を過ごしていこうと童謡唱歌サークル「そよ風」はこのほど、15周年コンサートを南風原文化センターで開催した。
サークルは、声楽家でライアー奏者の阿部民子さんが2007年に南城市大里で立ち上げた。サークル仲間は、地域の敬老会や公民館の祭りへの出演に加え、阿部さんの出身地福島で歌声を披露する演奏旅行も楽しんできた。
15周年コンサートは内間千恵子さんや宮良長律さんらが出演。ピアノは比嘉紗希さん、バイオリンを大嵩有紀さんが担当した。阿部さんの指揮で第1部「みどりのそよ風」を披露。続いて四季の童謡唱歌メドレーや、「芭蕉布」「えんどうの花」などを歌い上げ、観客から大きな拍手が送られた。
第2部では、「くらべっこ」などの楽曲を披露し、最後は「赤とんぼ」「アメージンググレイス」「森の水車」「いのちの歌」「心の鐘」を全員で歌った。阿部さんは「歌うことには、健康増進と人生を楽しむという要素が含まれている。これからも心に響く歌を目指す」とメッセージを送った。
(知花幸栄通信員)
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童謡歌って健やか人生 南風原 「そよ風」が15周年コンサート
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琉球新報朝刊
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