有料

長嶺中正門 華やかに植栽 豊見城 依頼受け、南農高生と花友会


長嶺中正門 華やかに植栽 豊見城 依頼受け、南農高生と花友会 長嶺中学校の正門花壇にマリーゴールドなどの草花を植える南部農林高校生活デザイン科の生徒たち=豊見城市饒波
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【豊見城】県立南部農林高校生活デザイン科の生徒たちと、豊見城市根差部地域で美化活動を行っている根差部花友会(与儀サエ子会長)がこのほど、合同で豊見城市立長嶺中学校の正門花壇に草花を植栽した。
 花友会が長嶺中から「正門花壇をきれいにしたい」という依頼を受け、以前から交流のある南農高生活デザイン科に提案した。同科は「生活に彩りを」をモットーに植物を通した活動を地域と取り組んでおり、生徒たちは「やってみたい」と希望。共同での植栽が実現した。
 南農高の生徒は花壇を下見し、レイアウトを考案。図をもとに、正門左側の花壇には多年草を、右側には一年草を配置した。長嶺中の教職員や美化委員会の生徒が日頃から手入れできるよう考慮した。
 花友会の与儀会長は南農高の生徒たちに謝意を示し「皆さんの活動はいつも勉強になる。これからも一緒に大事に育てていきましょう」と呼びかけた。長嶺中の職員も「見違えるほどきれいになった」と喜んだ。
 長嶺中の花壇は、エンジェルレース、クフェア、マリーゴールド、キンギョソウ、ガザニアなど色とりどりの花が、生徒や通行人の目を楽しませている。
  (岩崎みどり)