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オオゴマダラ触れ合う 宜野座幼稚園の園児ら観察


オオゴマダラ触れ合う 宜野座幼稚園の園児ら観察 羽化したオオゴマダラと触れ合う園児たち=7日、宜野座村立宜野座幼稚園
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【宜野座】宜野座村立宜野座幼稚園の園庭でオオゴマダラが次々と羽化している。黄金色のさなぎや、羽化して大きな羽をなびかせる姿に園児も喜び、夢中で観察している。
 オオゴマダラは園内のホウライカガミの葉を食べて卵を産み、繁殖の場になっている。園によると、台風6号の前にも繁殖期があったが、秋めいて涼しくなり再度繁殖の時期が訪れたという。園児らは、貴重な生命誕生の場面に遭遇でき、うれしそうにオオゴマダラを追いかけて瞳を輝かせていた。園児らが観察しやすいように、保育士が工夫し、保護網にさなぎになった日を書き記せるようになっている。 
  (池辺賢児通信員)