チェリーブロッサム全国１１位　浦添　チアダンス、あす那覇で発表会

　【浦添】県内で珍しい競技チアダンスのグループ「チェリーブロッサム沖縄」（中村友子代表）が１１月２５日、チアダンスの全国大会に出場した。結果は１６チーム中１１位。子どもたちを指導する中村さんは「ようやく全国大会に出場できるようになってきた。上位入賞できるチームにしたい」と話した。
　チェリーブロッサム沖縄は「沖縄でチアダンスを広めたい」と熊本在住の中村さんが４年ほど前に設立。現在、幼児から中学生の６０人ほどが在籍する。設立当初から参加する宮城凜さん＝豊見城市立長嶺中３年＝は「チアダンスの魅力は、ジャズやヒップホップなどいろいろなダンスの要素が入っていること。練習は厳しいが、技ができるようになるのが面白い」と話す。
　１１月の全国大会は東京体育館で開かれ、九州予選を通過した小学生の選抜チーム（５人）が出場した。リーダーの池原梨愛さん＝那覇市立真地小４年＝は「緊張したけど楽しかった。次は上位を目指したい」と話した。メンバーの高坂咲良さん＝糸満市立兼城小２年＝は「大会では全部の技を成功させた」と振り返り、相澤美陽さん＝八重瀬町立具志頭小３年＝も「緊張したけど、いい演技ができた。次は３位以内に入りたい」と話した。
　チェリーブロッサム沖縄は２日午後３時４５分から那覇市の県男女共同参画センターてぃるるで発表会を開く。県内外の高校生チアダンスグループも出演する。入場料５００円。問い合わせは中村さん、電話０９０（４３５１）１８８８。　（岩崎みどり）