【名護】絵画や陶芸作品を長年制作してきた名護市在住の宮城鶴子さん(85)の作品展が11月10日から3日間、名護市の名護博物館で開催された。会場には宮城さんが沖展や県展に出展した絵画や、シーサーの置物など約100点が展示された。
宮城さんは教員在職中から仕事や家事の合間に絵画を制作し、友人から勧められたことをきっかけに県展や沖展、沖縄女流美術展に出展してきた。退職後には陶芸も始め、シーサーの置物などを制作してきた。
作品展は宮城さんの85歳の節目に、これまで指導してくれた人などへの感謝を込めて開催された。枯れた後も種を育み次の命を育てる、宮城さんが好きなヒマワリの姿や、戦後復興のエネルギーの象徴で、鉄のさび色の美しさや形の面白さにひかれたという採石場の絵画が会場内に並んだ。宮城さんは「想像以上に多くの人に来てもらい、なかなか会えない人とも会えるような交流の場を提供できてよかった」と話した。 (武井悠)
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85歳宮城鶴子さん作品展 名護博物館 絵画や陶芸100点
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琉球新報朝刊
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