【国頭】国頭村文化協会(大城久昭会長)主催による第15回舞台発表会が11月11日、国頭村民ふれあいセンターで開催された。12団体による多彩な演目に、6歳から90歳までと幅広い世代が出演し、各団体やサークルの芸能が披露された。
同発表会は新型コロナウイルスの影響により中止が続き4年ぶりの開催となった。当日は村内各地域から多くの人々が会場を訪れ、芸能を堪能した。
舞台は田場盛久・宮城幸子三線教室の「安波節」「ヒヤミカチ節」で幕開け。「琉球舞踊」「民踊」「日本舞踊」「フラダンス」「琉球琴」、奥間区や浜ちどり会の「地域芸能」など、約90人の会員が出演し、日頃の活動の成果を発表した。また12月に浦添市てだこホールで開催される、全国中学校総合文化祭沖縄大会に出場する国頭中学校の生徒らは、琉球舞踊「前之浜」を披露し、舞踊と地謡を中学生が務めた。しっかりと息の合った舞台に会場から大きな拍手が送られた。
老人センター民踊クラブから出演した大城和子さん(90)は、この日の出演者の最高齢で、しっかりとした足腰で元気のある舞踊を見せた。
大城会長は「この4年間は、コロナの影響で発表会ができずトゥルバイカーバイ(じっとしていた)していましたが、みんなが元気に開催できたことに感激しています。これからも文化協会をご理解いただき、これを力にして頑張っていきます」とあいさつした。
(新城高仁通信員)
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琉舞、日舞 多彩な芸披露 国頭文化協 4年ぶり舞台発表会
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