【恩納】ルネッサンスリゾートオキナワの料理コンペティションがこのほど、恩納村山田の同ホテルにあるレストランフォーシーズンで開かれた。社内から45作品の応募があり、予選で選ばれた10作品を審査した。若手シェフ部門の謝花歌音さん(21)=入社4年目=が1位に選ばれた。
テーマは新入社員部門が「おんなの駅の野菜を使った料理」、若手シェフ部門が「進化する琉球料理」で、外部審査委員におんなの駅の與儀繁一代表と、沖縄調理師専門学校長の友利伸次氏を迎えた。1位の謝花さんの作品は、ちんすこうを使った琉球タルト=写真左。食感を残すことにこだわり、月桃の香りを付けた。ちんすこうに合うように、カスタードにはコーヒーを混ぜた」と明かし、4度目の挑戦での初優勝を喜んだ。
ベテランシェフの屋良景之さんは「料理もお菓子も両方できたら最高だ」と若手の活躍を喜んだ。作品はレストランでの提供を検討する。コンペティションは若手社員の育成のために開かれ、7回目。若手料理人が工夫を凝らし、奮闘した。 (増田健太)
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若手料理人の力作審査 恩納・ルネッサンスリゾート
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琉球新報朝刊
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