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犯罪に巻き込まれないために 外国人ホテル従業員に防犯講話 名護署


犯罪に巻き込まれないために 外国人ホテル従業員に防犯講話 名護署 酒気帯び状態の視界を体験するオリエンタルホテルの外国人スタッフら=11月9日、名護市のオリエンタルホテル
この記事を書いた人 Avatar photo 金城 大樹

 

 名護署(大城伸作署長)は11月9日、名護市喜瀬のオリエンタルホテル沖縄リゾート&スパで、同ホテルの外国人スタッフを対象に、犯罪に巻き込まれないための防犯講話を実施した。10人が参加し、交通ルールや緊急時の対応などを学んだ。

 運転中に事故を起こした際は必ず通報するように求めたほか、在留カードを常に携帯することや自転車の購入時には防犯登録をしっかり行うことなど、日常生活で犯罪に巻き込まれないための心得を伝えた。

 講話の最後には、酒気帯び状態の視界を体験できるゴーグルを装着して等間隔に並んだコーンの間を歩き、酒気帯び運転の危険性を確認した。
 参加したサディカ・ネッテミニさんは「日本に来て7年になるが、これまで分からなかった日本のルールを学べた。自転車で人にぶつかった時に『大丈夫』と相手に言われても、通報しないとだめなんだと分かって良かった」と話した。
 

(金城大樹)