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「副市長1人は女性を」那覇市女性ネットワーク会議、市議と意見交換


「副市長1人は女性を」那覇市女性ネットワーク会議、市議と意見交換 女性市議と意見を交わす、あけもどろ女性の会のメンバーら=11月10日、那覇市銘苅
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 男女共同参画社会の実現に向けて活動する那覇市女性ネットワーク会議(通称あけもどろ女性の会、宮平のり子会長)は11月10日、那覇市銘苅のなは市民活動支援センターで那覇市女性議員との意見交換会を開いた。

 会員からは、選挙管理委員会など市の6委員会や審議会の委員に女性の登用を求める声や、2人体制の副市長は男女を登用するよう要望があった。参加した市議は、多和田栄子さん、大城幼子さん、金城直子さん、山田マドカさんの4人。市議から6委員会のうち、監査と農業委員会には女性委員が着任していると説明があった。多和田市議は「女性登用のない審議会ゼロを目指したい」と話した。

 副市長を男女1人ずつ登用する要望に関して、会員は以前知念覚市長に質問した際「能力次第だ」と回答があったことを紹介した。「今現実に男女格差がある状況で、ポストを設け女性が活躍できる場をつくる法整備が必要ではないか」などと声が上がった。 

(上江洲仁美)