【那覇】大名小学校やこども園、地域が合同で開催する「第1回大運動会」が11月19日、那覇市の大名小学校グラウンドで開かれた。地域合同の運動会はこれまで大名地域福祉推進会が開催していたが、那覇市大名小学校区まちづくり協議会が推進会の活動を引き継ぎ開催した。約400人が参加し、汗を流して、互いに交流を深めた。
協議会の稲嶺安洋会長は「運動会を通じ、地域を支えてくれている先輩方、保護者、これから地域を支える若い人、子どもが支え合い、助け合える大名地域になることを願い開催する。大切なのは、互いに励まし合い、仲良くなること今日一日、心から楽しんで」と開会宣言した。
かけっこでは、未就学児が元気いっぱい運動場を駆け回り、玉入れでは子どもから高齢者まで一緒に競技に参加した。競技が終わるごとに、参加者は笑顔で言葉を交わし合った。
玉入れで10個以上をかごに入れた金城光彩さん(7)=大名小2年=は「たくさん玉が入って楽しかった」と話した。
推進会でこれまで合同運動会を引っ張ってきた生盛孫幸さん(79)は「合同運動会が再開し、うれしい。地域の若者を頼もしく感じる。よくやってくれた」と目を細めた。 (藤村謙吾)
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運動会 老若男女が汗/那覇・大名/400人参加、親交深める
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琉球新報朝刊
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