【名護】名護署(大城伸作署長)は11月8日、女性や子どもを狙った犯罪を未然に防ぐため、名護市の沖縄ヤクルト名護営業所とファミリーマート名護市役所前店で不審者対応訓練を行った。ヤクルトの女性販売員や名護小の児童、ファミリーマートの店員ら約40人が参加した。
沖縄ヤクルト名護営業所での訓練は、路上で宅配営業する販売員に不審者が商品を購入すると偽って近づき、販売員の腕をつかんできたと想定。販売員は大声を出して助けを求め、てこの原理で相手の腕を振りほどく護身術「ひじ寄せ」を使って現場から逃れる動きを実践した。
ファミリーマートでの訓練は、帰宅途中の児童が路上で見知らぬ男性から声をかけられ、車で連れ去られそうになる事態を想定。児童は助けを求めて「子ども110番の家」に登録された同店に逃げ込み、店員に男性の身長や服装などの特徴を説明した。 (西田悠)
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不審者対策で訓練実施/名護署、女性や子ども対象
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琉球新報朝刊
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