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地図上で避難経路考察 多良間中3年、災害想定勉強会


地図上で避難経路考察 多良間中3年、災害想定勉強会 地震や津波発生を想定した訓練で、多良間村の地図を広げながら避難経路について話し合う多良間中学校の3年生ら=同中学校
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 【多良間】多良間中学校3年生は11月1日、同校で津波避難ワークショップを開催した=写真。地震や津波の特性などを学んだ上で、村の地図を広げてどう避難するべきか話し合う図上訓練などを通し、緊急時に速報などから情報を収集し、避難行動を考える重要性を学んだ。
 生徒が3チームに分かれ、村の海浜公園と前泊港から高齢者や子どもを含む4人が徒歩で逃げることを想定した。スクリーンに映し出された気象庁からの情報を基に避難経路などを判断した。その後、判断理由などを発表し合った。沖縄気象台業務課の五十嵐陽子課長は、「地震が起きた場合は警報を待たずに判断をしたのは素晴らしい」と講評した。 (清村めぐみ通信員)