【伊江】11月29日の「いい肉の日」に合わせ、村内で畜産と卸販売業「内田ミート」を営む内田大也さん(43)と敦子さん(41)夫婦は、学校給食の食材にと、伊江島産特選経産牛のもも肉25キロ、金額にして約10万円分を村に提供した。村の共同調理場ではもも肉を使ったバーベキューソテーとして、幼稚園から中学校まで約550食分を調理した。
この日の献立は、ソテーのほかに冬野菜のコンソメスープ、紅イモのスイートポテトなどが並んだ。伊江小の上田愛菜さん(5年)は「おいしく育ててくれてありがとう」と感謝の気持ちを口にした。友寄結心さん(6年)は「とってもおいしい。大人になったら内田さんのように島に恩返ししたい」と笑顔で話した。
内田さん夫婦は昨年も「いい肉の日」に合わせ学校給食の食材にもも肉を提供。今年10月31日のハロウィーンでは子ども食堂を開き、中学生以下の子どもたちに特製カレー300食を無料で振る舞った。
大也さんは「日頃の感謝の気持ちを地域に還元しようと実施した。これからも勉強やスポーツに頑張ってほしい」と語った。
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「いい肉の日」給食に牛肉/伊江/内田さん夫婦、もも肉25キロ提供
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琉球新報朝刊
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