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へき地教育で意見交換 渡嘉敷、4年ぶり研究大会


へき地教育で意見交換 渡嘉敷、4年ぶり研究大会 県へき地教育研究大会島尻大会で実施された渡嘉敷小学校2年生の公開授業=11月2日、渡嘉敷小学校
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 【渡嘉敷】ふるさとに夢や誇りを持ち、未来のつくり手となる子どもの育成を目指す第56回県へき地教育研究大会島尻(渡嘉敷村)大会(主催・県教育委員会、県へき地教育研究連盟、共催・渡嘉敷村教育委員会)がこのほど、渡嘉敷村の渡嘉敷小学校(嘉数雄信校長)、阿波連小学校(西表りか校長)で4年ぶりに開催された。
 県内へき地の各学校の教職員60人、県教育庁指導主事らや村関係者ら10人ほどが参加し、各学校で積み重ねた教育実践や研究を基に活発な意見交換が行われた。
 はじめに渡嘉敷小、阿波連小の両校に分かれて公開授業があった。渡嘉敷小は2年生4人(男子1、女子3)の道徳科で、「勇気を持って」を主題に、良いことと悪いことの区別をし、良いと思うことを進んで行うことを主な内容として、同小の東江浩教諭が授業を担当した=写真。
 阿波連小では5~6年生の算数の複式授業を上間結美教諭、當銘千春学習指導員が担当した。その後、両校の体育館で参加者全員による授業研究会が行われ、授業者の感想、情報交換・質疑応答などがあり、県指導主事らの指導助言があった。
 (米田英明通信員)