有料

ヤギ「もっと好きになった」 宮古島市 ピンザフェス、子どもら笑顔


ヤギ「もっと好きになった」 宮古島市 ピンザフェス、子どもら笑顔 手に持った草と綱で子ヤギをゴールまで導く「子ヤギレース」の参加者ら=11月25日、宮古島市のパイナガマ海空すこやか公園
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【宮古島】ヤギとの触れ合いを楽しむ「みゃーくピンザフェス2023」(同実行委員会主催)が11月25日、宮古島市平良のパイナガマ海空すこやか公園で開催された。
 子ヤギレースやヤギミルク早飲み競争などヤギに関わるプログラムが実施されたほか、触れ合いコーナーも設けられ、来場者約3000人はヤギの魅力を堪能した。宮古島のヤギの伝統的な食文化を再認識してもらい、消費拡大を目的に開催された。会場には市内で飼育されている約50頭が集結した。
 子ヤギを綱でリードしてゴールを目指す子ヤギレースでは、子どもたちが先導役。手に持つ草を追って軽快に走るヤギもいれば、走ることに抗議するように「メー、メー」と立ち止まるヤギもいた。参加した吉田莉里さん(8)=宮古島市=は「ヤギの散歩に興味があり参加した。ちゃんと歩いてくれてうれしかった。ヤギをもっと好きになった」と満面の笑みを浮かべた。
 触れ合いコーナーでは、かわいらしいヤギに思わず抱きつく子どもたちの姿もあった。 (友寄開)