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名護市民劇で舞踊や歌劇 1300人楽しむ


名護市民劇で舞踊や歌劇 1300人楽しむ 「かぎやで風」を披露する出演者ら=11月26日、名護市の名護市民会館
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 【名護】第37回チャリティー名護市民劇(同公演実行委員会主催)が11月26日、名護市民会館で開かれた。昼夜2回の公演に約1300人が訪れ、市民らによる舞踊や歌劇を楽しんだ。
 幕開きの古典音楽斉唱に続く市の名士舞踊では、市区長会長や名護警察署長、第49代さくらの女王などが「かぎやで風」を披露し、会場から拍手が起こった。子ども舞踊や、名護チアダンスクラブハニーズによるチアダンスパフォーマンスなど、子どもたちによる芸能披露もあった。
 市民劇は伝統文化の継承や市民の交流を目的に実施されており、収益は福祉バスの購入基金に充てられる。実行委員会の宮城さゆり運営委員長は「これからも名護市民の福祉の場として市民劇の継承を続けたい」と語った。 (武井悠)