「ちょい足し」足腰鍛錬　南城・大里目取真区ミニデイ

　【南城】転倒防止と忘れ物予防に効果的な運動を紹介し、９０歳になっても歩いて生活できる体力を維持することを目的に、南城市ではミニデイの日を利用して各自治会で「なんじぃ体操サークル」を実施している。自宅でも気軽にできる「ちょい足し運動」も紹介している。
　同市大里目取真区の生き生きサロン会の大城達雄会長をはじめ８９歳の仲里ヨシ子さん、８８歳の城間キヨ子さんが区公民館で開催されたなんじぃ体操サークルに参加。市地域包括支援センターの鉢嶺美紀さんと、理学療法士で市福祉部地域包括支援センターの渡慶次隆文さんの指導で健康体操に臨んだ＝写真。
　ラジオ体操やストレッチで体をほぐした後、長方形の版に描かれた四角形の枠の中を踏んで、一歩一歩進む足踏み体操を何度も繰り返した。次に横の枠の中に足を踏み込んで足腰を鍛えた。同じ足踏み体操を繰り返しているうちに、足腰も鍛えられて、うまく枠の中を踏んで進むようになり、参加者は喜び合っていた。
　なんじぃ体操サークルは、無理のない範囲で「ちょい足し運動」をご自宅でチャレンジしてみてくださいと、呼びかけている。自主トレ「ちょい足し運動」は「背伸び」や「深呼吸」だけでもＯＫだ。（知花幸栄通信員）