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学んだ全て、伝えたい 浦添で南米研修生修了式


学んだ全て、伝えたい 浦添で南米研修生修了式 研修で学んだ琉球舞踊を披露する(左から)若林・稲福・バネッサさん、中川・パウラ・ナオミさん=浦添市役所
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【浦添】浦添市南米移住者子弟研修生受け入れ事業の修了式がこのほど、浦添市役所であった。8月から12月まで研修を受けた中川・パウラ・ナオミさん(26)=アルゼンチン=と、若林・稲福・バネッサさん(24)=ペルー=に、新垣剛副市長が修了証書と記念品を授与した。研修生は、研修で学んだ琉球舞踊や三線、エイサーを披露した。

 母方の祖父が前田出身の中川さんは「沖縄の文化をより深く理解できた。学んだ全てを持って帰り、沖縄とアルゼンチンの関係促進に活用したい」と話した。母方の曽祖父が城間出身の若林さんは「沖縄の文化について優しく一所懸命教えてくれた、研修の先生たちに心から感謝したい。学んだことをペルーの友達と家族に教える」と述べた。 

(藤村謙吾)