花見客、足湯でぽかぽか 桜まつり会場 堆肥センター再エネ利用 沖縄・八重瀬


花見客、足湯でぽかぽか 桜まつり会場 堆肥センター再エネ利用 沖縄・八重瀬 足湯につかって満足している花見客ら=24日、八重瀬町富盛の八重瀬公園
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 寒波の到来で冷え込んだ24日、やえせ桜まつりが開催されている八重瀬町富盛の八重瀬公園では、足湯が設置されている展望台に花見客が暖を求めて集まった。サクラはまだ三分咲きで、これからが見頃のようだ。

 足湯は八重瀬堆肥センターの協力により無償提供されている。同センター運営の八重瀬町バイオガスプラントから再生エネルギーを利用し、桜まつりのライトアップもしている。同センター代表取締役の新里菊也さんによると、毎日掃除し、きれいな足湯を保っている。

 この日は糸満から来たいとこ同士の町田さくらさん(17)と玉城彩奈さん(18)が最初に入った。町田さんは「足が軽くなった感じがする」と喜んでいた。

 続いて、やえせガイドの会の豊平洋子会長(59)が震災義援金の呼びかけポスターを持って入ってきた。

 夜景を眺めに来た平良尚道さん(32)、奈々子さん(27)夫妻も足湯で一休みした。

(喜屋武幸弘通信員)