【北中城】沖縄署は2月9日、北中城村のイオンモール沖縄ライカムでテロ対応訓練を実施した。同施設のスタッフらも参加し、大規模集客施設を狙う不審者やテロへの対処手順を確認した。
訓練は刃物を持った不審者が、爆発物の恐れのある不審物を持って来店したとの想定で行われた。スタッフらは警察官が駆け付けるまでの間、来店客の避難誘導をしながら、さすまたやショッピングカートを利用して不審者の動きを制限する対処法を実践した。沖縄署の警察官が不審者を制圧し、県警機動隊爆発物対応専門部隊が爆発物の恐れのある不審物を撤去する手順も確認した=写真。
同署の仲本健地域交通官は「(施設は)季節を問わず多くの利用者でにぎわう。連携を密にして訓練を重ね、市民の安心安全の確保に努めたい」と話した。
(大嶺雅俊)