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国頭の山菜の魅力発信 道の駅で試食会


国頭の山菜の魅力発信 道の駅で試食会 山菜料理を取り分ける参加者=2月28日、国頭村の道の駅ゆいゆい国頭
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 【国頭】国頭村与那区のユナムンダクマ協議会(大城靖会長)は2月28日、国頭村の道の駅ゆいゆい国頭でやんばる山菜試食会を開いた=写真。既存の調理法と山菜を組み合わせた料理のおいしさに、試食した参加者からは驚きの声が出た。
 試食会は山菜の魅力を参加者に知ってもらい、需要を高めることで生産者を増やし、若者の雇用創出につなげようと企画された。琉球料理を広める活動をする満名匠吾さんが調理を担当し、村内で収穫された代表的な山菜を使ったペペロンチーノやヒラヤーチーなど6品が提供された。
 道の駅を訪れた高橋良介さん(21)=宜野湾市=は「苦みがそこまでなくおいしい。山菜は苦い、固いというイメージだったが食べて変わった」と驚いた。大城会長は「山菜は台風や害虫に負けずに育つ。若者が仕事に就くことで人口減少に歯止めも効く」と期待した。(武井悠)