【うるま】うるま市は18日、うるま市役所で商品プロモーション事業を通して開発した新商品の発表会を開いた。開発したのは市の特産品などを使用したギョーザやソーセージなどで、3月からふるさと納税の返礼品として販売を開始している。
同事業を通して「包むうるま」と「シャルキュティエうるま」という二つのブランドを立ち上げた。「包むうるま」では、うるま市の豚やエビ、塩などを使用し、4種類の味がある「島餃子(ギョーザ)シリーズ」を開発した。製造は市勝連南風原にある就労継続支援B型事業所「ツクリバうるま」が担い、産業と福祉の連携を実現した。
「シャルキュティエうるま」では、市のもずくを使用した「もずくソーセージ」、県産豚と浜比嘉島の塩を使用した「島豚ローストポーク」、黄金芋やゴーヤーなどを練り込んだ焼きソーセージ「沖縄ケーゼ」を開発した。加工品などを手がける「食のかけはしカンパニー」と共同開発した。
ツクリバうるまの嘉陽田吉幸さんは「市の食材にこだわって作った。うるま市と言ったらギョーザ、となるような商品を目指したい」と意気込んだ。食のかけはしカンパニーの篠原辰明社長は「商品の開発でスタートラインに立った。今後、改良も含めて第2弾、3弾と作っていきたい」と先を見据えた。
(金盛文香)
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特産品活用し新商品開発 うるま ギョーザなど、返礼品に
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琉球新報朝刊