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3・11 名護から被災地へ祈り 園児、名桜大生らがコンサート


3・11 名護から被災地へ祈り 園児、名桜大生らがコンサート 祈りのコンサートに参加した市民やあい保育園の園児、名桜大学生ら=11日、名護市(赤崎隆三郎さん提供)
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 【名護】東日本大震災から13年を迎えた11日、名護市のネオパークオキナワ内の名護駅広場で、震災の犠牲者を追悼する「ストリートピアノ 祈りのコンサート」(同実行委員会主催)が開催された。同市のあい保育園の園児や名桜大学生など100人以上が参加し、被災者らへ祈りをささげた。コンサートでは、来場者全員で復興支援歌「花は咲く」などを合唱。名桜大学吹奏楽部がバッハの「目覚めよと呼ぶ声が聞こえる」など3曲を披露し、演奏とともに追悼した。名桜大3年の近藤由奈さん(22)は「遠く離れた場所だけど、みんなで祈りを届けられたいい時間だった」と話した。実行委員会副委員長の赤崎隆三郎さん(72)は「これまで災害に遭うたびに互いに助け合ってきたが、これからもそうあるべきだと強く感じた」と話した。 (金城大樹)