【本部】本部町で民泊事業を推進する合同会社健堅は2月27日、本部町立博物館で、民泊受け入れ民家を対象に、昔からの本部町の暮らしや生活を学ぶ博物館講習会を実施した。本部町と今帰仁村から約30人が参加した=写真。
修学旅行で沖縄を訪れ民家体験学習泊(民泊)する子どもたちは、民家とのふれあいを通し沖縄の歴史や文化、自然を学ぶ。受け入れ民家が博物館の資料について学び、各家庭で子どもたちに紹介して興味を持たせたり、平和学習に活用したりすることなどが狙い。
講師は山本英康学芸員が務めた。博物館が郷土の自然と文化をメインテーマにしていることのほか、本部の人々の暮らしと文化、本部と沖縄戦、本部の豊かな自然について紹介した。参加者らは熱心に聞き言っていた。
今帰仁村から参加した西平良子さん(81)は「博物館の入り口から出口まで見どころがいっぱいで、先人の生活のようすを学ぶことがいっぱい」と話した。 (上間宏通信員)
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本部の自然、文化学ぶ 民泊業者が博物館講習
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琉球新報朝刊
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