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デジタルで生活向上へ 那覇市とソフトバンクが協定


デジタルで生活向上へ 那覇市とソフトバンクが協定 協定書を締結した知念覚市長(右)とソフトバンクの田口貴将コンシューマ事業統括営業第二本部本部長=3月21日、那覇市役所
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 【那覇】那覇市とソフトバンクは3月21日、那覇市民のためのデジタルリテラシー向上支援に関する事業連携協定を締結した。協定に基づき、ソフトバンクは今後、市内公民館を中心にスマートフォン教室を開催する。
 ソフトバンク社が同種の協定を自治体と結ぶのは県内5例目となった。協定はスマホなどの情報通信技術を利用できる者と利用できない者との間に生じる格差「デジタルデバイド」の解消が主な目的。
 市役所で行われた締結式には知念覚市長=写真右=とソフトバンク側から田口貴将コンシュマー事業統括営業第二本部長=同左=らが出席した。田口本部長は「デジタル社会に対応できる人を増やすことで、市民生活の利便性向上に努めたい」とあいさつした。
 知念市長は「社会全体でデジタル化が進む中、市民のデジタルスキルの向上に共に取り組みたい」と語った。
  (吉田健一)