【名護】名護市の名桜大学(砂川昌範学長)は3月20日、2023年度の卒業式と修了式を同大で開いた。学部生や大学院生463人が夢や目標を持ち、社会に向けて新たな一歩を踏み出した。
卒業生の大半を占める20年度入学生は入学式の中止など、学生生活の多くで新型コロナウイルスの影響を受けた。卒業生らは式典後、「名桜最高!」の掛け声とともに身に着けていた黒い帽子を宙に投げ歓声が上がった=写真。
卒業生、修了生代表で登壇した人間健康学部の中川暁音(あかね)さん(22)は、「入学当初は制限や不安の多い時期もあったが、それでも多くの新しい出会いや貴重な経験に恵まれ、有意義な時を過ごすことができた」と答辞を述べた。
(武井悠)
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帽子を投げ、社会へ 名桜大卒業・修了式
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琉球新報朝刊
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