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バンクーバー沖縄県友愛会 180人集まり新年会


バンクーバー沖縄県友愛会 180人集まり新年会 新年会で舞踊を披露する参加者ら
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 バンクーバー沖縄県友愛会(辻本ヒロ会長)の新年会がこのほど、バンクーバー近郊のバーナビー市にある日系プレースで開かれた。在バンクーバー日本国総領事館の丸山浩平総領事や沖縄関係者が招待され、約180人が集まった。辻本会長は年頭のあいさつで「来年は友愛会創立50周年です。皆で協力して50周年を成功させましょう」と呼びかけた。
 県費留学で沖縄に留学中の山川杏香さんが近況を報告したほか、ゲストで参加したブラジル沖縄県人会の比嘉ブルーナさんはブラジルの県人会活動をスライドで紹介した。同じくゲスト参加の佐和田莉乃さんが空手の型を披露し、迫力と切れのある演武に会場は息をのんだ。
 長年、会を引っ張ってきた奥間保前会長は「古い世代が会を引っ張っていくと世代交代が難しく会も活性化しない。今の友愛会のように若いリーダーがけん引すると若い役員も育ち、会も発展すると思う」と話した。新年会では若い会員が三線や琉舞に楽しそうに取り組んでいた。
 バンクーバーで沖縄そばの製造販売を始めた会員のブースもあり、にぎわった。新年会は琉舞と三線、子供たちのエイサー、バンクーバーで活躍する沖縄太鼓クラブのパフォーマンスと多彩で、最後はカチャーシーで幕を下ろした。(奥間正照通信員)