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留学生3人卒業、新たな道へ 沖縄高専 マレーシア、モンゴル出身


留学生3人卒業、新たな道へ 沖縄高専 マレーシア、モンゴル出身 沖縄高専を卒業した(左から)ナキーブさん、ブヤンデルゲレフさん、オドムンフさん
この記事を書いた人 Avatar photo 琉球新報朝刊

 【名護】3月19日に開かれた沖縄工業高等専門学校(沖縄高専)の卒業式にマレーシアとモンゴルからの留学生計3人が出席した。2021年、同校の3年生に編入された3人は新型コロナウイルスの影響を乗り越え、沖縄高専で学んだ知識を生かして春から三者三様の道を歩む。
 マレーシア出身のムハンマド・ナキーブ・アミル・ビン・モハマド・アヌワさん(22)は21年4月の編入後、新型コロナの影響で対面授業に5カ月ほど参加できず、母国からオンラインで受講した。慣れないオンライン授業に苦労もあったが、教員や友人の支援を受けて乗り越え、22年以降は国際交流サークルの活動にも積極的に参加した。4月からは北見工業大学(北海道)でプログラミングなどを学ぶ。日本国内か日本と関係のあるマレーシアの企業への就職を目標にしており「マレーシアと日本の架け橋になれれば」と意気込んだ。
 オトゴントゥグス・ブヤンデルゲレフさん(21)=モンゴル=は日本の科学力にあこがれ、留学を志した。編入後はすぐに対面授業に参加できたが、校外への外出はほとんどできず「つらかった」と振り返る。電子回路や数学について学ぶ一方、4年生になると友人らと一緒に外出する機会も増え「いろいろな場所に行けて楽しかった」と笑顔を見せた。今後の進路は未定だが、将来はプログラミング関係の仕事に就くことを目指している。
 バトバヤル・オドムンフさん(22)=モンゴル=は「授業は大変だったが特に問題なく過ごせた」と3年間を振り返った。画像処理やネットワークセキュリティーなどを学んだ経験を生かし、卒業後は母国でメディアに関する職業への就職に意欲を燃やす。
 同校には3月現在、14人の留学生が在籍し、在校生と同じ授業を受けている。
  (武井悠)