渡嘉敷村の本格的なマリンレジャーのシーズン到来を告げる「慶良間諸島国立公園~鯨海峡とかしき島海びらき」(主催・村商工会、主管・同青年部)が20日、阿波連ビーチで開かれた。夏日の中、700人余の住民や観光客らが訪れ、海水浴や多彩なイベントを楽しんだ。
オープニングセレモニーでは、渡嘉敷村商工会の新垣徹会長や来賓の新里武広村長ら関係者が出席し、沖宮神職による安全祈願が行われた。
新垣会長は「大勢の観光客らに世界に誇るケラマブルーの美しい海を満喫してもらい、無事故で明るい笑顔あふれる1年であるよう祈念します」とあいさつ。その後、那覇海上保安部のヘリから海上に投下された安全宣言文が読み上げられた。
セレモニーで、阿波連小学校児童代表(小6)が海びらきを宣言し、島の子どもたちが一斉に海に駆け出し水しぶきを上げて海のシーズンが幕開けした。 (米田英明通信員)