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母校の校門 無償で修理 沖縄市・山内小 山内総業社員4人、力合わせ


母校の校門 無償で修理 沖縄市・山内小 山内総業社員4人、力合わせ 山内小の銘板を新しくモルタル造形で仕上げた山内総業の山内盛斗代表(右から2人目)や社員らと、感謝する森山涼子校長(中央)=3月29日、沖縄市の山内小
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 【沖縄】住宅・店舗リフォームなどを手掛ける山内総業(沖縄市、山内盛斗代表)の社員4人がこのほど、無償で山内小学校の校門を修繕した。
 同社の一人が草刈り清掃で山内小を訪れた際に、学校名が彫り込まれた銘板のレンガの劣化に気付いた。同社の社員数人が山内小の卒業生で、話し合いの結果、無償で修繕することが決まった。休日返上で4日間かけモルタル造形という形で仕上げた。
 山内代表は「気掛かりだったので、入学前に仕上がって良かった」と話した。同校の森山涼子校長は「母校への思いが込められた銘板に感動した。新入生もすがすがしい気持ちで校門をくぐってほしい」と晴れやかな顔で話した。(山川宗司通信員)